iCal形式のURLを使わずに、GoogleカレンダーとOutlookカレンダーを同期する。定期的な予定は表示されない。

実現したいこと / 背景

Outlookを利用する企業でプロジェクトの支援をする機会があり、別のプロジェクトで利用しているGoogleカレンダーを共有したかったが、予定の詳細までは見えてほしくなかった。しかし一般的な以下の方法はうまく行かず、色々と試行錯誤することに。

失敗した方法 / 詳細

✕ iCal形式の非公開URLを取得し共有する方法は予定の詳細情報が見えてしまう

一般にはこのやり方がベストだと思うが、iCal形式のURLを渡してしまう方法だ。

設定から共有したいカレンダーを選択し、iCal形式の非公開URLを取得。

この「非公開」とは予定が非公開なわけではなく、Web上の公開が「非公開」であることに注意。

https://support.google.com/calendar/answer/37083?hl=ja#zippy=%2C%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%92%E4%B8%80%E8%88%AC%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B

そして、Outlook側でこれを表示する。ここではブラウザ版を利用。

✕ iCal形式の公開URLを取得し共有する方法は、なぜか部分的に予定が欠けてしまう

これはなぜか予定が全て反映されなかった。

この場合は、アクセス権限の一般公開にチェックを入れ、必要に応じて「予定の表示」のプルダウンから時間枠だけの表示にするオプションを選択。

公開URLを取得し上記と同じくOutlook側で読み込む。

結論

別のプロジェクトで利用しているアカウント(もしくはプライベートのアカウント)をOutlookに同期する。当たり前だがこの方法が一番シンプルだった。

そして自分のOutlookカレンダーを、その利用企業の方に検索して貰えればOK。

Googleアカウントの予定も自分のOutlookの予定と合わせ共有される。

ただこの方法には問題があり、定期的な予定(週次MTGなど)はOutlook 側で表示されない。

この理由はこちらに記載されているが、一つの予定として扱ってしまい互換性がないよう。

このため、定期的な予定は手動でOutlookに追加するしかないかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です